こんにちわ😄
今回の記事では上腕骨に付着する「大胸筋」「広背筋」「大円筋」の付着部の違いを見つつ、その周囲の神経や血管の走行も併せて見ていこうと思います
大胸筋、広背筋、大円筋の停止部辺りを深ぼる
まず最初に大胸筋、広背筋、大円筋の付着部を確認し、その後に周囲の組織を見ていきます!
大胸筋、広背筋、大円筋の停止部
大胸筋、広背筋、大円筋の停止腱は全て上腕骨に付着します
全て似た様な箇所に付着するのですが、その辺りをまずは細かく見ていきます
そして大胸筋、広背筋、大円筋はこの「大結節稜」と「小結節稜」に付着します
ここまでをまとめると、、、
- 大胸筋は大結節稜に付着(結節間溝の外側)
- 広背筋は小結節稜に付着(結節間溝の内側)
- 大円筋も小結節稜に付着(広背筋付着部よりも後内側部)
停止部周囲の神経や血管
大胸筋、広背筋、大円筋の付着部位の違いがわかったところで、その周囲の大まかな神経や血管も見ていこうと思います
これらをまとめると、、、
<広背筋・大円筋の前方を通る神経や血管>
- 正中神経
- 橈骨神経
- 尺骨神経
- 上腕動脈など
<広背筋・大円筋の後方を通る神経や血管>
- 腋窩神経
- 後上腕回旋動脈など
まとめ
今回のまとめです!
- 大胸筋は大結節稜に付着(結節間溝の外側)
- 広背筋は小結節稜に付着(結節間溝の内側)
- 大円筋も小結節稜に付着(広背筋付着部よりも後内側部)
- 広背筋の前を正中神経、橈骨神経、尺骨神経、上腕動脈が通過
- 大円筋の後ろを腋窩神経、後上腕回旋動脈が通過
参照資料
1ネッター解剖学アトラス原書第5版 p.407
2 ネッター解剖学アトラス原書第5版 p.417
3 ネッター解剖学アトラス原書第5版 p.421
4 ネッター解剖学アトラス原書第5版 p.414
5 ネッター解剖学アトラス原書第5版 p.420
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