「股関節回旋に関わる筋肉」と「外旋筋群が多い理由の考察」

股関節

アメリカ産アスレティックトレーナー(ATC)。リハビリ/トレーニング/治療、どれにおいても『解剖学』の知識と理解は欠かせないと日に日に感じています。解剖学をもっと勉強するため、そして私の知識が誰かの為になればいいなと思いブログを書いています!

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こんにちわ😄

今回の記事では股関節の回旋動作に関わる筋肉をまとめていきたいと思います!

「股関節回旋に関わる筋肉」と「外旋筋群が多い理由の考察」

股関節の回旋動作に関わる筋肉は内旋に作用する筋肉は少なく、反対に外旋に作用する筋肉はかなり多くなります

内旋外旋
小臀筋中臀筋:後部繊維
中臀筋:前部繊維大臀筋
大腿筋膜張筋梨状筋
上双子筋
下双子筋
内閉鎖筋
外閉鎖筋
大腿方形筋
恥骨筋
大腰筋
腸骨筋
縫工筋

股関節外旋に関わる筋肉が多い理由:考察

外旋に作用する筋肉が多い理由として考えられるのは、荷重の際には自然と股関節を内旋させるような力がかかる為だと考えられます

特に歩行時などの片足での支持になる時は内旋方向への力は強くなります

内旋方向への力を制御するためには、股関節を外旋させる筋肉を遠心性収縮させる必要があります

つまり荷重時に股関節が内旋し過ぎないように外旋する力を生み出してコントロールする必要があります

荷重時の股関節を内旋させる力は歩行時では常にかかりますし、ランニングやジャンプ動作ではより強くかかります

つまり股関節を内旋させる力は頻度も多く、強度も強くなる場合があるため、それに対応するために股関節を外旋させる筋肉は数が多いのかと思います

参照資料

ネッター解剖学アトラス原書第5版

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